ページの先頭です。

メインメニューへ移動します。

本文へ移動します。

フッターへ移動します。

本文です。

カンガエルーレポート

地域交流サロン(子育てサロン)

2016年2月29日月曜日、正岡公民館で子育てサロンが開かれました。このサロンは、松山市社会福祉協議会の地域交流サロン事業のひとつで、くにつチャイルドクラブが運営しています。今回は約30名が参加し、未就園児と小学生の交流を図ることを目的におもちゃ作りをしたあと、民生児童委員のみなさんが手作りしたお鍋を食べました。

地域の子育て拠点として活動

くにつチャイルドクラブは、未就園児とその保護者が気軽に集まり、ふれあいを通して仲間作りの輪を広げてもらおうと月1回、開かれています。また、地域の情報交換の拠点として、参加者の不安や悩みの解消を図り、安心して楽しく暮らせるように、正岡地区の民生児童委員のみなさんがお世話をしています。

今回は、年4回開催の子育て支援ボランティアグループ「ハローフレンズ正岡」との交流会ということで、振替休業日だった小学生も参加して行われました。

まずは、未就園児の子どもたちにプレゼントするため、小学生たちが食器洗いスポンジを使ったおもちゃ作りに挑戦しました。一体、どんなおもちゃができるのでしょうか?

手作りおもちゃで和気あいあいと

型紙とはさみを使って、食器洗いスポンジを手の形にしていきます。すべての指にヒモをホッチキスでとめて、人さし指と中指のヒモをひとつに、それ以外の指のヒモをひとつまとめて、それぞれを短く切ったストローの中に入れます。最後に、それらをひとまとめにしてテープでとめると、スポンジじゃんけんのできあがり。ヒモを引いたり戻したりすることで、グー、チョキ、パーの形が作れます。

小学生たちは、できあがった手作りおもちゃを小さな子どもたちにプレゼントして、みんなでじゃんけん大会を楽しみました。勝った人から順番にお菓子のプレゼントもありました。

そのあとは、民生児童委員のみなさんが作ってくださった、うどん入り鴨鍋をいただきました。地元産の野菜がたっぷり入った鍋料理を食べながら、地域ならではの話題で会話も弾み、交流を深めました。

主催者から

中野万理さん

くにつチャイルドクラブ 代表
中野万理さん

赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、地域のみんなが触れ合える機会を持てたらと思い活動しています。
この地域は小学校の全校児童が100名ほどと子どもの人数が少ないこともあり、みんなで取り組む活動が多く、今日のように年上の子が年下の子のお世話をしてくれるという光景がよく見られます。
子どもたちが大人になったときに、このような体験を生かし、ボランティア活動や地域のリーダーとして、次の世代に受け継いでいってほしいと思っています。

大町知孝さん

社会福祉法人 松山市社会福祉協議会 地域福祉部 地域支援課
大町知孝さん

松山市社会福祉協議会では、「地域発!福祉パワーでまちづくり」を基本理念に掲げ、さまざまな福祉事業に取り組んでいます。その中の一つとして地域住民が住みなれた地域の中で安心して暮らせるよう、高齢者・子育て中の保護者や障がい者等が自主的に立ち上げたサロンを支援しているのが地域交流サロン事業です。
平成27年度においては、社会福祉施設と子育て親子の交流を行うなど、地域の中での世代間交流のコーディネートを行いましたが、平成28年度は異なる地域で活動しているサロン同士の交流の機会をつくるなど、活動をより活性化させるとともにサロン開設の支援等に取り組んでいきたいと考えています。

参加者の声

  • (4歳と1歳のお母さん)地域のみなさんに助けられておもちゃを作ったり、おいしいうどんをいただいたり、楽しいひとときを過ごすことができました。子どもたちにも私にもよい刺激になり、大変よい機会を作ってくださっていることに感謝しています。
  • (小学2年生と0歳のお母さん)普段、地域の方とあまり接点がない中で、よいきっかけの場になっていると思います。いろいろな年代の方との幅広い交流は、児童館では経験できないことだと思います。もう少しスペースが広いと小さい子がのびのびできると思いました。
  • (小学6年生と1年生のお母さん)小学1年生の次女が2歳の頃に正岡地区に引っ越してきました。当時、幼稚園に入る前だったので、月1回行われる「くにつチャイルドクラブ」の子育てサロンに行くことが、毎回、親子とも楽しみでした。今でも小学校の振替休業日の時に行われる「くにつチャイルドクラブ」のイベントに声をかけていただいて、喜んで参加させていただいています。同地区の異年齢の子どもたちが一緒に楽しく過ごせるイベントに感謝しています。
  • (12歳、9歳、2歳のお母さん)子どもたちと参加しましたが、上の子のも下の子も楽しく遊べて、とてもいいと思います。
  • (小学1年生と2歳のお母さん)家で子どもと1対1で過ごすと息が詰まりますが、同じくらいの子どもが集まる場へ行くと、子ども同士で遊んでくれるし、こういう場があると助かります。ここは飲み物やお菓子も出してもらい、くつろがせてもらっています。
このページの一番上へ