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カンガエルーレポート

サマー!エコキッズスクール「夏の青空を染め出そう~藍のたたき染めに挑戦!~」

2019年8月1日木曜日、松山市青少年センターで「サマー!エコキッズスクール 夏の青空を染め出そう~藍のたたき染めに挑戦!~」が行われました。小学4年生から6年生までの児童20名が参加。松山市エコリーダーから草木染めの基本知識を学び、藍の生葉を使ったハンカチのたたき染めとしぼり染めに挑戦しました。

藍染めの基礎を学ぼう

「サマー!エコキッズスクール」では、エコについて楽しく学ぼうというテーマで、夏休み期間中、小学生を対象にさまざまな講座を開講しています。今回は、エコで体にやさしい植物色素を使った草木染めの体験を行いました。

まずは、緑色の藍の葉で、なぜ藍色に染まるのかを学びました。藍の葉は、葉が緑色に見える葉緑体と、無色の色素の元、そして発色酵素で成り立っています。たたくなどして藍の葉の細胞を壊すと、色素の元と発色酵素が反応して無色の結合体ができます。その結合体が空気中の酸素と反応すると、藍色の色素が表れてきます。これが藍染めです。

  

たたき染めで葉の形をプリントしよう

いよいよ、たたき染めの体験です。藍の生葉を布(ハンカチ)にはさんで、木槌を使って上から丁寧にたたきます。中央の太い筋からたたき始め、フチをきれいに出すのがコツだそうです。すると、葉の細胞はつぶれて、緑色の葉の形が布に描かれます。細胞が壊れることによって、酵素が働き、無色の青色色素の元が酸素と結合して、みるみる青くなっていきます。
緑色の葉緑素や細胞のカスを洗い流すと、青色色素のインジゴによって葉の形がプリントされます。同じ藍の葉でも形や大きさは異なります。また、並べ方もさまざまで、子どもたちは思い思いにデザインしていました。

  

協力しながらしぼり染めに挑戦!

今度は、藍の葉の汁に布を浸して染める、しぼり染めに挑戦です。たたき染めで葉の形がプリントされた布に、しぼり染めを施していきます。まずは、葉をプリントした部分と白く残したい部分をビニールで覆ったあと、ひもで結び、汁が入らないようにします。
続いて、ミキサーに藍の葉と水を入れ、生葉ジュースを作ります。細かくなった葉の部分は使用せず、汁のみを布を浸します。空気に触れさせるように布を揉んでいきます。この作業を数回、繰り返し、最後にひもをほどいて、水洗いをしたら完成です。
役割分担を決めて、協力しながら行っていた子どもたち。だんだんと青色に染まっていく様子を見て、うれしそうに作業を進めていました。

  

  

最後は、完成した作品を一本のロープにつるし、自分の作品の前で、一言ずつ感想を述べました。葉っぱを重ねてハートの形にした作品、花や卵をイメージした作品など、アイデアあふれる作品の数々が並びました。

  

講師から

保谷忠良さん

松山市エコリーダー
保谷忠良さん

想像力を働かせながら、熱心に活動している子どもたちばかりで感心しました。藍の葉を触って観察し、葉の性質も分かってもらえたのではないかと思います。何気なく見ている葉っぱでも、種類によっては染色に使えるものもあります。もっともっと植物を身近に感じてもらいたいです。
また、今回の体験は、酸化反応で色がつくという、理科の実験のような要素もありました。「自分の手を動かし、自分の目で確かめながら、自分で考えてみる」子どもたちには、そのような体験をたくさんしてもらいたいと思います。

主催者から

西窪麻美さん

松山市環境モデル都市推進課
西窪麻美さん

「サマー!エコキッズスクール」は、市内の小学4年生から6年生を対象に、夏休みに開催しています。毎年、応募するお子さんもいらっしゃるなど、人気があります。環境について、また自由研究のヒントに考えてもらいたいと思い、環境に関するさまざまな分野のエコリーダーや企業などにご協力いただき、今年は21講座を開講しています。
参加した皆さん、反応もよく、目をキラキラさせて取り組んでいたのが印象的でした。来年度も継続して開催できればと思っています。

参加者インタビュー

  • どんどんたたいていったら、葉っぱみたいにうつせたのでうれしかったです。
  • 普段とは違う布ができ、できた時にはこんな形なんだと思い、植物のすごさを実感しました。みんなで協力しながらできた時はうれしくて、びっくりしました。
  • 今までにない体験ができてうれしかったです。昔のことや葉のしくみについても分かったので、今度もこのような体験があったらまたやりたいです。
  • 私は今回、初めて藍のたたき染めをしました。葉をたたく時、すごく腕が疲れました。でもできあがったら、疲れて染めたかいがあるほど、きれいにできてうれしかったです。なかなかできない体験ができてよかったです。
  • 普段できないことができるので楽しかったです。昔の人が服を染める時、藍染めでしていることを知らなかったので、知れてよかったです。
  • 本当に楽しくて、こんなふうにして色をつけることができるんだと思って感動しました。いろいろなデザインで、他にも作ってみたいと思います。
  • 藍の生葉は、乾燥させると、緑色から青色に変わって、他の葉っぱよりも特殊なんだなと思いました。
  • 藍の生葉は、くさくて、ミキサーでぐじゅぐじゅにした時は気持ち悪かったけど、やっていると楽しくて、作品ができてすごくうれしかったです。
  • 葉緑体とか、いろいろなことを初めて知りました。木槌でたたいて色を出すのは難しかったです。
  • たたき染めは初めてだったけど、楽しかったのでまたやりたいです。葉っぱをたたくのが大変でした。デザインを考えて、やったりするのが楽しかったです。うまくできてよかったです。
  • すごく簡単に染めることができ、みんなと協力して楽しくできてうれしかったです。またやりたいと思いました。
  • いろいろな葉の形があって、最初は少し迷ったけど、やっていくうちに楽しくなって、アイデアが浮かんできました。しぼり染めでは、少し液体が入るかなと思ったけど、きれいにできてうれしかったです。
  • 藍染めをするのは初めてだったけど、きれいにできてよかったです。藍を見つけたら、家でもたたき染めをやってみたいです。
  • 初めてのたたき染めで、やり方をいろいろ聞いて、コツも教えてもらえて楽しかったです。また今度もあれば、行きたいです。
  • 初めてたたき染めに挑戦して、最初は少し戸惑っていたけど、終わり近くになると、楽しくて夢中になりました。またやりたいです。
  • 初めて藍染めをしたけど、難しくて、前半はできにくかったけど、後半はコツをつかんで楽しくできました。
  • 昔の人はいろいろなものを使って、研究していて、とてもびっくりしました。
  • たたき染めの色の変化がすごいなと感じました。こんなに作品を作るのが簡単でびっくりしました。
  • たたき染めは初めてで、最初、うまくできない、難しいなどの不安感を抱いていましたが、やってみると楽しくて、上手にできたのでよかったです。
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