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こども若者の声きかせて!“悩みごと”~高校生以上編~

松山市では、今年度策定するこども計画にみなさんの声を反映するために、小学5年生以上の方を対象にアンケートを実施しました。
そのなかから、今回は、高校生以上に聞いた「悩んでいることや困っていること」などについてご紹介します。

今、悩んでいることや困っていることはどんなことですか?(複数回答)

高校生

  1. 勉強や受験・進路のこと(76.8%)
  2. 将来のこと(61.7%)
  3. 学校生活のこと(34.2%)

若者

  1. お金のこと(60.3%)
  2. 将来のこと(59.3%)
  3. 親(保護者)以外の家族のこと(27.7%)

高校生の悩みは、やはり勉強や受験・進路のことや将来のことが多く占めています。一方、若者世代(18~39歳)は、生活に直結するお金のことが最も多くなっています。

困ったり悩んだりしたときに、どんな窓口なら相談しやすいですか?(複数回答)

高校生

  1. 秘密が守られる(71.8%)
  2. 自分が誰か知られずに相談できる(63.1%)
  3. 無料で相談できる(63.0%)

若者

  1. 秘密が守られる(71.2%)
  2. 無料で相談できる(68.0%)
  3. 自分が誰か知られずに相談できる(63.2%)

秘密が守られること、自分が誰か知られないこと、無料であることはどの年代でも高い割合を占めています。この他には、親だけでこどもの話ができる場所や情報交換ができる場所・機会を増やしてほしいとの声もありました。

みんなの声を紹介します

  • 行政に求めることは、小学生以上になると途端にこどもの事を相談する窓口が学校しかなくなる感覚があるので、学校活動以外で、親だけでこどもの話が出来る場所や、情報交換できる場所や機会を増やして欲しい。自分でまわりに情報収集しなくちゃいけないし、問題が起きないと相談できない。また学校が関与してくれない問題もあり、どこに相談したらいいかを調べてくれるような窓口が欲しい。自分で調べるのは大変だし、敷居が高い。
  • 共働きだと長期休みの預け先や過ごし方が本当に大変。児童クラブ以外の選択肢が欲しい。特に高学年。
  • 相談場所が、支所や出張所しかなく、ネット上の仮想空間にバーチャル市役所みたいなものがあれば、そこで相談や情報のやりとりをしたい。わざわざ来所したくない。
  • 近所、学校との関わりが希薄な中、気がつくことや意見したい事を伝える機会がなさすぎる。役所や機関が市民に頻繁に聞いて欲しい。伝えるきっかけがないまま時が経つ。アンケートや意見箱、自由入力の場をたくさん作って欲しい。
  • 母親ばかりが子育てして当たり前と思われることが嫌だと感じる。子育てしている母親に対してもっと労いがほしい。仕事をするよりも子育ての方が大変だと感じることが多々あるのにも関わらず、仕事をしていない母親は尊重されていないと感じる。社会全体で子育てをしている父親、母親をもっと尊重してほしい。わたしはこどもを産んでから初めて子育てがこんなにも大変なのかと感じたが、みんなやっているのだから、やるのは当たり前という風潮があることに腹が立つ。昔と比べて今の子育ては政策は十分だという声もあるが、もっと社会全体で子育てを支えてほしい。
  • 性別で悩んでいるのですが、否定されたくない。自分が思う「自分」で生きたいです。

松山市には、こども家庭センター、こども相談、いじめほっとらいんなど、皆さんの悩みや困りごとに合わせた相談場所があります。もちろん、秘密は守られ、自分が誰か知られずに、無料で相談できます。「にこっと」でも紹介していますので、検索メニューの「目的から>相談」からご確認ください。

アンケートについて

・アンケート実施期間:令和6年5月16日から6月10日
・対象者:小学5年生以上の方
・回答総数:7,965件

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