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妊娠期から子育て期までの安心をサポート

松山市では、妊娠・出産・子育てを迎える家庭をしっかり支えるため、多彩な支援制度を用意しています。経済的な支援はもちろん、相談体制や地域での支え合いも整っているのが特徴です。
ここでは代表的な制度をまとめてご紹介します。ライフステージごとに利用できる支援を知っておくことで、子育ての安心感がぐっと高まります。
妊娠期から出産後までの安心サポート
はじめての妊娠や出産は喜びと同時に、不安も多いものです。松山市では、妊娠届を提出した時点から出産・子育て期まで切れ目なく支援が受けることができます。
妊婦支援給付金

妊婦1人につき5万円、出産後は胎児の数に応じて5万円を給付します。経済的な負担が増える時期の助けとなります。流産・死産をされた方も給付を受けることができます。
出産世帯応援事業(育児用品・家電の購入助成)

出産準備や子育てのスタートには、どうしても費用がかかります。松山市では、「出産世帯応援事業」で、育児用品や時短・省エネ家電の購入に対して助成しています。
助成の上限額は出産時の父母の年齢によって変わります。
父母がともに 35歳以下 → 最大 30万円
上記以外 → 最大 20万円
ベビーベッドやベビーカー、チャイルドシートなどの育児用品に加え、洗濯乾燥機や食洗機といった、家事の時短に便利な家電も対象となり、育児と家事の両立を後押し。
更に令和7年度からは、10万円分のレシートの提出が省略でき、より気軽に申請できるようになりました。働きながら子育てする家庭や、時間に余裕のない家庭にとっては、とても利用しやすい仕組みです。
申請期限や詳細は下記のページをご参照ください。
出産世帯応援事業についてについて詳しく知りたい場合はこちら(外部リンク[松山市ホームページ])第2子以降にうれしい「愛顔っ子応援券」
こどもが2人、3人と増えると、生活費の中でも特に大きな負担となるのが紙おむつなどの日用品。そこで役立つのが「愛顔っ子応援券」です。

支援内容
第2子以降の出産世帯に対し、県内企業3社が生産する紙おむつ購入に使える1,000円券を50枚、合計5万円分交付。松山市内の登録店舗で利用できるので、普段の買い物の中で自然に使うことができます。
地域と企業の協力体制
購入できる対象製品は、県内の紙おむつメーカーが製造する乳幼児用紙おむつのため、安心して利用できる点もポイント。家庭の経済的負担を減らすと同時に、地域の流通を活性化させる側面もあり、地域ぐるみで子育てを支えている制度です。
申請方法や応援券が使える登録店舗、対象企業・商品などの詳細は下記のページをご参照ください。
松山市愛顔っ子応援券についてについて詳しく知りたい場合はこちら(外部リンク[松山市ホームページ])まつやまファミリー・サポート・センター(ファミサポ)
「少しの時間、こどもを見てもらいたい」「保育園の送迎を手伝ってほしい」――そんなときに頼りになるのが『ファミサポ』です。家庭だけでなく地域全体で子育てを支える仕組みとして、多くのご家庭に利用いただいています。

仕組みとサービス内容
子育て中の保護者(依頼会員)と、子育てをサポートできる地域の方(提供会員)が事前に登録し、マッチング。一時的な預かりや保育施設への送迎など、柔軟な支援を有償で受けられます。
費用面でのサポート
毎月2.5時間分の利用料を市が負担する助成制度があり、経済的にも利用しやすいのが魅力です。また、児童扶養手当を受給している家庭や、多胎児を育てている家庭については、さらに一定時間分の利用助成があります。
登録方法を含む詳細は下記のページをご参照ください。
まつやまファミリー・サポート・センターについて(外部リンク[ファミリー・サポート・センター])ライフステージ別でわかる子育て支援カレンダー

子育て中は毎日があわただしく、上記のような支援制度を細かく調べる余裕がないのが現実です。そんな時に役立ててほしいのが「子育て支援カレンダー」。
妊娠期から中高生までの子育て支援を「ライフステージ別」にまとめて記載、その時その時に利用可能な支援が一目でわかります。「こんな支援があるなんて知らなかった!」という取りこぼしを防ぐためにも、ぜひご活用ください!
まとめ
松山市の子育て支援は、経済的な助成だけでなく、相談体制や地域ネットワークも整っているのが大きな特徴です。妊娠期から子育て期まで、どの段階でも頼れる支援があることで、安心して子育てすることができます。
子育ての負担を少しでも減らし、より豊かな時間を過ごすために、支援制度を上手に活用してください。