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放課後どう過ごす?児童館の放課後タイムを取材してきました。

放課後、こどもたちはどこで過ごしてる?
「仕事で帰りが遅い日、こどもが過ごせる場所はないかしら?」「雨の日や暑い日、寒い日でも友だちと遊べるところは?」そんな保護者の声に応える身近な居場所が児童館です。
学校でも家でもない“放課後のサードプレイス”として、こどもたちが安心して過ごせます。今回は松山市久米児童館の放課後の様子をご紹介します。


児童館ってどんなところ?
松山市内には愛媛県の施設1ヵ所を含む、9か所の児童館があります。「名前は聞いたことがあるけど、実はよく知らない」という方も多いかもしれません。児童館は、0歳から18歳までのこどもと、その保護者が自由に利用できる場所。赤ちゃん連れの親子から小・中・高校生まで、誰でも気軽に立ち寄ることができます。


松山市久米児童館の基本情報
対象:0歳〜18歳までのこどもとその保護者
開館時間:【10月〜3月】9時〜17時30分(17時より片付け)
【4月〜9月】9時〜18時(17時30分より片付け)
休館日:火曜日(祝日にあたる場合は次の平日)
※小学校の長期休業中(春・夏・冬休み)は毎日開館
年末年始(12/29〜1/3)
利用料:無料
※イベントやプログラムによっては材料費・参加費が必要な場合あり
その他、松山市内の児童館についてはこちらから(にこっとサイト内)
放課後の過ごし方タイムライン
ある日の放課後、児童館での過ごし方を追ってみました。
15:00〜 学校から帰宅後
ランドセルをお家に置いて、友だちと待ち合わせている児童館へ。
「こんにちは!」とあいさつをして、靴を靴箱に入れて、受付で名前を書きます。水筒などの荷物は所定の置き場へ。


15:10〜 まずは宿題タイム
友だちと一緒に机を囲んで持ってきた宿題に取り組みます。

16:00〜 さあ、お楽しみ時間、宿題が終わったから今日はシール交換タイム!

遊戯室で卓球、大縄とびで思いっきり体を動かしたり、

工作室でクリスマスのクラフト作成したり。

完成!作ったのは、「具っともぐもぐマグネット」。材料費は30円です。

16:30〜 帰宅時間
小学生は、学校から伝えられている帰宅時間に合わせて「さようなら」。 保護者がお迎えに来る子も。「今日これが楽しかった!」と話しながら帰宅します。

人気の遊び&コーナー
児童館には、こどもたちの楽しい!やりたい!がつまっています
おもちゃ・各種ゲーム
久米児童館では、おもちゃやパズル、カード、ボードゲームなども充実。


それぞれおもちゃやゲームのカゴには二次元コードが付いていて、「ピッ!」と画面に貸し出しを申請します。どのゲームが人気か一目で分かるこのシステム、児童館を利用していた高校生が開発したそうです。


久米児童館・人気ゲームBEST3(令和7年12月現在)を紹介します。
- 野球盤ゲーム
- サッカー盤ゲーム
- レールキューブ
遊戯室
卓球、とび箱、トランポリンなど、天気に関係なく、体を思いっきり動かして遊べます。月1回、スタッフと一緒に体力増進タイム「めぇ~キッズタイム」(16時〜16時45分)を実施しています。

パソコンコーナー
インターネットで調べものをしたり、ゲームをしたりすることができる人気コーナー。みんなで利用できるように1回20分間の利用ルールがあります。

クラフトコーナー
いろんな材料を利用した工作を月替わりで用意。材料費は10円〜100円程度で、季節行事にちなんだものや、プレゼントできるもの、遊べる作品づくりなどが楽しめます。


飲食スペース
持ってきたおやつやお弁当は、この場所で食べることができます。

久米児童館のスタッフさんに聞きました「放課後の児童館で大切にしていること」
松山市久米児童館 児童厚生員の山下洋一郎さんにお話を聞きました。

- こどもが「自分でやりたいことを選べる環境」をつくること
- スタッフは、「こどもの声にしっかり耳を傾ける」こと
- 先生、親、友だち以外の、相談しやすい「斜めの関係性」でいること
「塾や習い事、スポーツクラブなど、こども一人ひとり放課後の過ごし方はさまざま。児童館は、開館時間であればいつでも行くことができるのがいいところです。そして自分のやりたいことを選んでできる空間です。学校でも家でもない、こどもにとって第3の『居心地の良い場所』にしてもらえるよう、私たちスタッフは、こどもたち一人ひとりの声を日々、大切にしています。気軽に遊びに来てください」


利用している保護者とこどもたちの声
保護者の声
- 「学校以外で友だちと遊べるのがうれしいみたい。スタッフの方の見守りもあり安心です」
- 「夏休みや冬休みの長期休暇、友だちと会えるし宿題も終わらせてくるので助かっています」
- 「きょうだいで一緒に遊びに行けるのがいいですね」


こどもの声
- 「新しい友だちがここでできた!」
- 「いつもと違う雰囲気で勉強も遊びも集中できる」
- 「宿題で分からないところは友達に聞ける、時々スタッフの方も教えてくれる」
- 「夏休みや冬休みはお弁当を持ってきてずっと一日過ごしている」
学校から直接児童館へ「ランドセル来館事業」
就労などの理由で、昼間保護者が家庭に不在となる児童が、一旦帰宅することなく、ランドセルを背負ったまま、直接児童館へ来館できる事業です。
対象
- 保護者の就労などの理由により、昼間保護者が家庭に不在となる児童
- 久米小学校の3年生以上の児童
実施期間
毎年度4月から3月
実施日
平日(月曜から金曜)
※学校休業日を除いた児童館の開館日
時間
4月〜9月:下校時から18時
10月〜翌年3月:下校時から17時30分
利用料
無料
※ただし傷害保険に加入(利用者負担額:年間800円)
事業の利用には事前に各種手続きや面談が必要です。詳しくは久米児童館まで問い合わせを(TEL089-970-0907)
「ランドセル来館事業」の詳細はこちらから(にこっとサイト内)
まとめ 〜まずは、のぞいてみませんか?〜
放課後の児童館は、
- 放課後を安心して過ごせる選択肢のひとつ
- こどもが主体的にやりたいことを選び、好き・得意が見つかる場所
- こども同士がルールを守りながら一緒に成長する
スタッフの温かい見守りの中で、こどもたちは今日も思い思いの時間を過ごしています。お住まいの近くの児童館、ぜひ一度のぞいてみませんか。