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カンガエルーシアター

親子武道体験教室(剣道編)

愛媛県武道館で行われた「親子武道体験教室(剣道編)」の様子を紹介します。

2023年5月28日日曜日、愛媛県武道館で剣道の親子武道体験教室が開かれました。武道館では年間を通して、さまざまな武道を親子で体験できる教室やイベントを開催しています。剣道は武道の中でも人気があり、今回は7組17名の親子が参加しました。
準備運動で体をほぐしたあと、まずは座礼について学びました。正座をする際は左足から座り、右足から立ち上がるなど日常生活でも役立つ知識を教えてもらいました。
次に、足さばきの練習を行いました。両足のスキップから始めて、片足だけのスキップ、すり足へと、徐々に剣道の足さばきへとステップアップしていきました。その後、腕の動きを加えていきました。腕を振り下ろすと同時に、足を進めるという動作を繰り返し行いました。
後半は、実際に竹刀を握っての稽古です。竹刀の扱い方の説明を受けたあと、振り下ろしながら前へ進む素振りを行いました。親子でペアになって打ち合う稽古もあり、参加者たちは楽しみながらも真剣な表情で取り組んでいました。

参加者インタビュー

  • 剣道のことを知ることができて、先生と一緒に楽しく学べてうれしかったです。竹刀を振ったのが楽しかったです。
  • ずっとやりたかった剣道の体験ができてうれしかったです。竹刀を持てたのが楽しかったです。(小学2年生)
  • 難しいところもありましたが、竹刀が持ててうれしかったです。普段、することがない「すり足」などを今回、習得できたのでよかったです。(小学5年生)
  • 息子が以前から剣道に興味を持っていたため、参加しました。楽しく学べたようで、また参加したいそうです。(小学3年生のお母さん)
  • 初心者にも分かりやすく説明してくれたので、親子で未経験でも参加しやすかったです。竹刀にも実際にふれることができ、楽しかったです。(5歳のお母さん)
  • 普段の生活の中で剣道とふれ合うきっかけがなかったので、一度体験したいと思いました。年長の娘より私の方が楽しくなり、夢中になってしまいました。また体験したいです。
  • 思っていたより、肩を使うスポーツでした。子ども一人ひとりにもう少しチェックがあってもよかったのかなと思います。

講師から

白石 大輔さん

愛媛県剣道連盟
白石 大輔さん

剣道は「礼に始まり、礼に終わる」と言われている競技です。相手のことを尊重し、相手のことを思いやる気持ちを大事にしています。また剣道は小さな子どもから年配の方まで年齢に関係なく楽しめる武道ですので、幅広い年齢層の方たちとの稽古を通して、つながりが生まれるのも魅力のひとつです。

愛媛県は、剣道が盛んな県です。昨年、松山市出身の村上選手が全日本剣道選手権で優勝しました。また、全日本都道府県対抗少年剣道大会では愛媛県代表のチームが日本一に輝くなど、頑張っている選手がたくさんいます。

今回の教室が剣道を広めるきっかけになり、体験してくれた子どもたちが、また剣道をしてみたいと思ってくれたらうれしいです。一緒に剣道を楽しみましょう。

主催者から

宮岡 彩乃さん

(公財)愛媛県スポーツ振興事業団
愛媛県武道館 企画管理課
主任
宮岡 彩乃さん

親子武道体験教室は、武道を知っていただくきっかけづくりのために、愛媛県武道館で平成22年度から開催している教室です。

今回の剣道体験では、初めて竹刀を握る方がほとんどでした。始めは緊張しているお子さんもいましたが、最後の親子で竹刀を打ち合う場面では、打つ感覚を楽しんで体感していたようで、親子のコミュニケーションの場にもなったと思います。

今後は、7月29日土曜日になぎなた、7月30日日曜日に空手道の親子武道体験教室が行われます。また9月9日土曜日には、柔道、剣道、弓道、相撲、空手道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道の9種目をどなたでも体験いただける「武道体験フェスタ」を開催予定です。他ではなかなか体験できない武道もありますので、まずは体験してもらい、お子さんに合った武道を見つけてみてはいかがでしょうか。

武道以外にも、年少さんから小学校低学年対象の「運動神経がUPする体操教室」や、「野球入門 Baseball5教室」など、愛媛県武道館ではさまざまな子ども向け教室を実施しています。詳しくは愛媛県武道館ホームページをご覧ください。

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