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カンガエルーシアター
放課後子ども教室「風早あすなろ会」
北条公民館で行われた、放課後子ども教室「風早あすなろ会」の親子クッキング教室の様子をご紹介します。
2015年11月22日日曜日、北条公民館で放課後子ども教室「風早あすなろ会」の親子クッキング教室が開催されました。
放課後子ども教室は、地域のみなさんの協力を得て放課後や週末などに、小学校の余裕教室や体育館、公民館などで、子どもたちとともに勉強やスポーツ・文化活動、地域の方々との交流活動などの取り組みを実施しています。
今回は、北条小学校児童を中心とした家族を対象として、クリスマスの時期にピッタリなガトーショコラとリースクッキー作りを体験。材料を混ぜたりトッピングしたりするのは子どもたちが、少し難しい部分や仕上げは大人が、それぞれ役割分担しながら楽しくお菓子作りをしました。完成後はお待ちかねの試食タイム。「おいしいね」と笑顔で言葉を交わしながら、親子ふれあいの時間を過ごしました。
参加者インタビュー
小学2年生のお子さんとお母さん
クッキーは、いろいろなお菓子をのせることができて楽しかったです。ガトーショコラは、お店で売っているものよりも何倍もおいしかったです。
小学4年生のお子さんとお母さん
毎年誕生日とクリスマスには、家でケーキを作っています。バリエーションが減ってきて、今年はどんなケーキを作ろうか迷っていましたが、ガトーショコラに決定です。普段は、黙々と作っていて会話が少ないのですが、今日はおしゃべりをしながら楽しく作業できたのでよかったです。
小学2年生と年中と1歳のお子さんとお母さん
最近、子どもがお手伝いにハマっているので、子どもと一緒につくれるレシピを探していました。小さい子ども連れでも参加しやすいのがうれしいですね。さっそく家で作ってみようと思います。
小学2年生の女の子
今日は楽しかったです。なかなか難しかったけれど、ガトーショコラを作るのが楽しかったです。家でも作ってみたいです。
放課後子ども教室「風早あすなろ会」コーディネーター 白石直美さんへのインタビュー
「風早あすなろ会」は、北条小学校の児童を対象に活動しています。「夏休みの宿題ができない」「習字を教えてほしい」など、児童や保護者からの要望に応え、さまざまな企画を行っています。今回の親子クッキング教室も、「ガトーショコラの作り方を教えてほしい」という親子のリクエストにお応えし、企画しました。作る楽しさ、食べる楽しさを感じていただけたと思います。
こうした試みを続けている意図としては、「小さいうちに、いろんな他者を見て欲しい」という思いがあります。現在、核家族が多く、兄弟の人数も減ってきているので、日々関わっている大人が自分の親と学校の先生だけというお子さんもいるのではないでしょうか。関わる大人の数が少ないと、大人になってからのコミュニケーションがうまくいかないケースもあります。いろいろな親子で交流する場を設けることによって、子どもの中の大人像が膨らんでいきます。どんどん交流して「こんな大人もいるんだ!」と、広い視野のもとで、成長してほしいです。
放課後子ども教室「風早あすなろ会」講師 松浦裕子さんへのインタビュー
私が親子クッキング教室の講師をしているのは、子どもたちに「親の手づくりのおやつを食べる幸せを知ってほしい」という思いと、「一緒に作る楽しさを味わってほしい」という思いがあるからです。また、自分で手作りすることで、買って来て食べるだけでは分からないことを知ることができます。例えば、「ケーキってこうやって作るんだ」「こんな材料を使うんだ」ということを知ることができます。体験することによって、料理をすることに興味を持ってもらえるとうれしいです。
放課後子ども教室の詳細はこちらをご覧ください。