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カンガエルーシアター
なんぶde昔あそび
松山市南部児童センターで行われた「なんぶde昔あそび」の様子をご紹介します。
2016年9月17日土曜日、松山市南部児童センターで、「なんぶde昔あそび」が行われました。毎年、敬老の日の前に松山市シルバー人材センター「汽車ぽっぽ」のみなさんのご協力のもと、開催しています。
今回、体験した昔遊びは、折り紙、あやとり、おはじき、お手玉、けん玉、紙とんぼ、こまの7種類。昔遊びは、指先を使う遊びが多いことが特徴です。子どもたちは難しそうにしながらも、おじいさんやおばあさんに教えてもらい、一緒に楽しみました。
折り紙のコーナーでは、簡単に作れる手裏剣やこまや、少し難しいお花などを作りました。
女の子に人気のあやとり、おはじき、お手玉のコーナーでは、子どもの頃を懐かしみながら、お母さんも一緒に挑戦する姿が見られました。
一方で、こまやけん玉に熱中していたのは男の子たち。失敗しても何度も挑戦する姿が印象的でした。
また、牛乳パックを細長く切ったものと竹串で作る紙とんぼは、小さな子どもたちにも人気で、好きな絵を描いたオリジナルの紙とんぼを楽しそうに飛ばしていました。
参加者インタビュー
小学2年生の男の子とお母さん
(男の子)けん玉で遊びました。難しかったけど、少しだけ上手にできました。
(お母さん)児童センターのチラシを見て参加しました。いつもこのような企画があったらいいですね。私も昔、あやとりや竹とんぼで遊んでいたなという思い出がよみがえってきました。子どもも楽しそうに遊んでいるので、参加してよかったです。
5歳の女の子とお母さん
(女の子)あやとりで、チョウチョウを作って楽しかったです。
(お母さん)よく児童センターに遊びに来ていて、チラシを見て申し込みました。なかなか昔遊びをする機会がないので、とてもいい体験になっています。あやとりの遊び方、子どもたちに教えてあげたいなと思っていたのですが、私は忘れてしまっていました。でも、おばあさんたちに教えてもらいながらやっていたら、いろいろと思い出してきました。ひも1本で楽しめる遊びなので、子どもも大きくなったら自分の子どもに教えてあげて、どんどん受け継いでいってほしいです。
公益社団法人 松山市シルバー人材センター「汽車ぽっぽ」
代表 池田郁枝さんへのインタビュー
「汽車ぽっぽ」は、子どもたちと一緒に昔遊びを楽しむサークルです。毎年、呼んでいただいてうれしく思っています。今日は12名のメンバーで参加しました。昔は、遊びは人間を育成する教育でした。ただ、おもしろいだけでなく、お友達やお母さん、お父さんと心を結び合えるのが良いところです。子どもたちには遊びを通じて、相手を思いやれる人になってほしいです。
主催者側から
松山市南部児童センター 廣岡清貴さんへのインタビュー
毎年、敬老の日の前に開催している人気のイベントです。今日は、幼児から小学生とその保護者をはじめ、同じ敷地内にある児童クラブの子どもたちも参加し、50名以上で賑わいました。「汽車ぽっぽ」のみなさんからのご提案で、今年からおはじきのコーナーも登場し、体験できる遊びの種類も増えました。おじいさんやおばあさんと関わりながら一緒に昔遊びを楽しめるのは、子どもたちにとって良い体験だと思っています。来年以降もぜひ続けていきたいです。