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カンガエルーシアター
親子でタコの干し物づくり教室
松山市公設水産地方卸売市場で行われた「親子でタコの干し物づくり教室」の様子を紹介します。
2018年8月18日土曜日、「親子でタコの干し物づくり教室」が、松山市公設水産地方卸売市場で開催されました。
当日は、小学1年生から6年生までの子ども18人と保護者34人が参加しました。
まず初めに説明を聞いたあと、生きたタコに触りました。初めてのお子さんも多く、タコの触感や吸盤の力に「わ~!」と声をあげていました。
次は、タコの干し物作りです。難しいところなどは、お父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、下処理や塩もみなどをして、足に竹串を通していきます。そして出来上がったタコの干し物を、屋外に干しました。
最後はタコを使った料理です。タコ飯・タコ入り卵焼き・タコとジャガイモのアンチョビ炒めの3種類を作り、みんなでおいしくいただきました。
参加者インタビュー
小学1年生のお子さんとお母さん
初めてタコを触ったら、ヌルっとして、吸盤がギュッと手にくっついて楽しかったです。もらったタコを茹でて、お母さんと一緒にまた料理したいです。
小学4年生のお子さんとお母さん
初めてタコを触ったけど、ヌルヌルしていたタコが塩もみしたらザラザラしました。タコを竹串で刺すのがとても力がいったけど、楽しかったです。またタコの料理もおいしかったです。
小学1年生と4年生のお子さんとご両親
タコをお湯に入れた時に、くるっと丸まって赤くなったのが面白かったです。タコの塩もみが大変だったけど、塩もみした後にザラザラになっていました。自分で作ったタコ料理は、ともておいしかったです。
主催者側から
松山市役所 産業経済部 市場管理課
主任
髙橋 愛樹子さんのインタビュー
瀬戸内海ではタコの漁獲量が多く、夏に旬を迎えるタコを使い7月と8月に親子で参加のイベントとして開催しています。普段活きたままのタコを見たり触ったりすることは少ないと思います。この機会に見て、触って、干して、料理して、こうした体験を通じてタコを知り、味わっていただきたいとの想いで行っています。また地元料理でもあるタコ飯、子どもが大好きな卵焼きなど簡単に料理ができること、そしておいしく感じていただくことで、よりタコを身近に感じてほしいと思います。
講師から
有限会社 寿や(ひさや)
福森 克寿さんのインタビュー
普段タコに触れる機会が少ないので、タコの触感などを嫌がるお子さんもいるのではないかと思っていましたが、楽しそうに、また自分から意欲的にやろうとする姿が印象的でした。
イベントなどを通して地元の魚介類を知り、触れ、味わうなどの魚食普及を行っています。タコを通して、鯛などの地元魚などに興味を持ち味わう、また親子で一緒に料理をして食べるという親子間での繋がりにもなってほしいと思っています。