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カンガエルーシアター

松山市民会館バックステージツアー

松山市民会館で行われた「バックステージツアー」の様子を紹介します。

2021年1月10日日曜日、松山市民会館で「バックステージツアー」が開催されました。このイベントは舞台裏の見学や、照明・音響機器などの操作体験を通じて、舞台芸術に親しみと興味を持ってもらおうと開かれました。当日は小学生8名、中学生1人を含む、合計23名が参加しました。

まずは大ホールならではの設備を体験しました。客席から緞帳(どんちょう)を見学。その後、客席前方のオーケストラ・ピットへ移動しました。これは楽器の生演奏などに使用する設備で、参加者たちは客席に座ったままステージの高さまで上がりました。ステージ上では、舞台の床の一部が動く迫(せり)を見学し、立ったまま舞台下の奈落(ならく)へ降りていくという迫力のある体験も行われました。

中ホールでは、音響効果を出すために使用する反響板の見学が行われ、ピアノの生演奏を聴きながら音の響き方を確認していました。

また3つのグループに分かれ、照明・舞台・音響について、実践しながら学びました。ステージ上での照明機材の操作や、舞台で使用する平台の組み立て、スピーカーやマイク、音響卓についての説明を受けました。

子どもたちは初めて見る機材に興味津々の様子で、楽しそうにスタッフの話を聞いていました。

主催者から

吉冨 多佳子さん

公益財団法人 松山市文化・スポーツ振興財団
事業振興部 文化振興課 主任
吉冨 多佳子さん

松山市民会館の設備見学はもちろん、ベテラン技術スタッフが直接、説明を行ったことで、舞台をさらに身近に感じてもらえたのではないかと思います。
時代によって新しい機器が登場すれば、舞台演出の効果もいい方向に変わっていきます。例えば、LEDライトが登場したことでできることも増えてきました。
子どもたちは、道具としておもしろいなという視点で質問をしたり、遊び感覚で操作体験を楽しんでいたように思います。自分がスイッチを押すことで舞台に効果が反映され、感動していたようです。その延長として、舞台に親しみを持ってもらえるとうれしいです。これから先、音楽や演劇を観る際に、演出やホールそのものにも注目すると、内容もより楽しめると思います。
今回で2回目の開催となりましたが、また来年度も予定しています。このツアーが、舞台芸術に興味を持ってくれるきっかけになることを願っています。

参加者インタビュー

  • 普段できない音響や照明などの体験、またどういう仕組みかなどいろいろなことを分かりやすく教えてもらえてうれしかったです。これを機会に、もっと舞台のことを知りたくなりました。
  • 平台をつくったのが楽しかったです。(反響板の見学では)ピアノの音が響いて、すごかったです。見学できてよかったです。
  • とても楽しかったです。
  • 子どもが楽しめる内容でよかったです。
  • いろいろ教えてもらえて、たくさんのことを体験できて楽しかったです。また来たいです。次はもっと具体的に教えてほしいです。
  • いつもは見られないバックステージを見ることができて楽しかったです。光の装置が一番、おもしろかったです。また参加したいです。
  • 綱を上下に引いたり、照明をつけたり、音を出したりして楽しかったです。
  • 2度目の参加でした。少し忘れていたので、今日思い出せてよかったです。スタッフさんたちのご指導が大変よかったです。また教えてください。ありがとうございました。
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