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カンガエルーレポート

まつやま子どもの想い作文コンクール表彰式

2015年8月1日土曜日、松山市青少年センターで「まつやま子どもの想い作文コンクール」の表彰式が開催されました。このコンクールは、子どもたちが心の中で感じ、抱いている想いを文章に書き表すことで、自らの生活や社会について考えるきっかけにしてもらうことを目的としています。
「尊敬する人」をテーマに、松山市内の小中学校児童生徒から募集したところ、644件の応募があり、優秀賞5人、佳作10人が選ばれました。
今回の表彰式では、優秀賞に選ばれた5人の表彰状授与と作文の朗読が行われました。


想いをつづり、声に出して伝える

はじめに、開会アトラクションとして、久谷中学校音楽部による琴の演奏が行われ、「ひこうき雲」など3曲が披露されました。

次に、主催者の松山市教育委員会 山本昭弘教育長、来賓代表の松山市小中学校PTA連合会 杉原美由紀会長によるあいさつが行われました。

そして優秀賞を受賞した5人が登壇し、山本教育長から表彰状が授与され、1人ずつ自分の作文を発表しました。

最後に山本教育長が優秀賞受賞作品の感想を述べました。

久谷中学校音楽部による琴の演奏 松山市教育長 山本昭弘氏の挨拶 表彰状授与

優秀賞受賞作品と受賞者は次の通りです。(PDFファイルをクリックすると、作文全文をご覧いただけます。)

松山市立生石小学校 4年 中野 優さん

力強い生き方(PDF:136KB)

松山市立生石小学校 4年 中野 優(なかの ゆう)さん

感想

  • (中野さん)読むとき緊張したけれど、気持ちをこめて伝えることができ、いい経験ができました。
  • (お母さん)普段の会話の中では、なかなか感じとれない娘の気持ちが作文を通して感じられ、また感動ももらえよかったです。

松山市立桑原小学校 1年 黒川 憶十くん

いつもがんばっているぱぱ(PDF:119KB)

松山市立桑原小学校 1年 黒川 憶十(くろかわ おくと)さん

感想

  • (黒川さん)賞に選ばれてびっくりしました。発表会は楽しかったです。
  • (お父さん)どの子どもの作品も、普段想っていることを文章を通して知ることができ、さまざまな発見がありました。我が子に関しても、日頃面と向かって言われることはないものの、考えていることが今回の作品を通して聞くことができ、非常に良い機会となりました。

新田青雲中等教育学校 3年 金澤 侑芽さん

お母さんの子どもだから(PDF:116KB)

新田青雲中等教育学校 3年 金澤 侑芽(かなざわ ゆめ)さん

感想

  • (金澤さん)受賞することができた喜びを改めて感じることができました。今後も周りの方々への感謝を忘れずに、文章力を養っていきたいです。
  • (お母さん)600編を超す応募があったことを知り、大変驚きました。松山市のたくさんの子どもさんが自分の尊敬する人物について考え、その想いを綴ったというのはとても素晴らしいと思います。我が子も真剣に取り組んでおりました。貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。

松山市立雄新中学校 1年 武田 浩太郎くん

お母さんは正義の味方、スーパーウーマン(PDF:117KB)

松山市立雄新中学校 1年 武田 浩太郎(たけだ こうたろう)さん

感想

  • (武田さん)とても緊張しました。尊敬する人を思い出したら、母が頭の中に浮かんできて書きました。お母さんのような人になれるよう努力したいと思います。
  • (お母さん)この度は受賞者に選んでいただき、大変光栄に存じます。私のことを息子が尊敬してくれていることに感動しました。今後も、子どものお手本となれるよう私自身も頑張っていきたいと思います。

済美平成中等教育学校 1年 古田 さくらさん

大好きだよ!私のおじいちゃん(PDF:116KB)

済美平成中等教育学校 1年 古田 さくら(ふるた さくら)さん

感想

  • (古田さん)自分の尊敬する人に気持ちを伝えることはなかなかありません。でも、手紙や作文を書くことで普段思っていることや気持ちを文にすると、素直な気持ちになれました。これからも尊敬する人をたくさん見つけて自分自身、尊敬される人になりたいです。
  • (お母さん)人それぞれ想う気持ちは違う中で、感じることの大切さを発表会ですごく感じました。子どもの想いは素直で無垢(むく)であると思いました。大人になるにつれて素直さを忘れます。子どものように素直に想いを伝えたいと思いました。

主催者インタビュー

コンクールの趣旨を教えてください。

社会全体で子どもたちを育むことを理念とした「松山市子ども育成条例」に規定する「子ども週間」のプレイベントとして、子どもたちが日常生活の中で感じ抱いている想いを文章に書き表すことで、自らの生活環境や社会について考えるきっかけにするとともに、子どもの想いに大人が向き合う機会を創出するため開催いたしました。
昨年度に「松山市子ども育成条例」が施行10年を経過したことによる、同条例の更なる周知啓発も目的の一つとなっています。

今年のコンクールはいかがでしたでしょうか?

昨年同様、多くの児童生徒の皆さんから応募していただき、ありがたく思っています。どの作文も素晴らしく、中には読んでいるうちに、思わず涙ぐんでしまう作文もありました。
表彰式は、開会アトラクションとして御協力いただいた久谷中学校音楽部の皆さんによる美しい音色と優秀賞受賞者の皆さんの素晴らしい朗読によって、大盛況のうちに終了することができました。

今回応募してくれた子どもたちにひとことメッセージをお願いします。

募集期間が1学期末という、皆さんにとっては大変な時期にも関わらず、たくさんの作文を応募していただき、ありがとうございました。
2学期はじめに参加賞をお届けしますので、しばらくお待ちください。

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