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カンガエルーレポート
「ドクターとゆっくり話そう」育児健康塾
2021年12月13日月曜日、松山市子ども総合相談センター(萱町事務所)で「ドクターとゆっくり話そう」育児健康塾が行われました。毎月1回(8月を除く)、松山赤十字病院の小児科医師をお迎えし、育児や健康についてのお話会を開いています。当日はオンライン参加の1名を含む、子育て中の保護者9人が参加し、医師の話に熱心に耳を傾けていました。
育児講話で“ほっと”なひととき
子どもの健康や育児について、悩みはつきものです。育児健康塾は、小児科医師の講話を聞いて“ほっと”なひとときを過ごしてもらおうと、月ごとにテーマを設けて開催しています。例えば、病気やケガ・事故について、トイレットトレーニング、親子のコミュニケーション、子どものほめ方・𠮟り方など、子育て中の保護者にとって役立つ内容となっています。
今回はアレルギーについてのお話でした。「アレルギーにはどのようなものがあり、なぜ発症するのか」「アレルギー疾患を予防するにはどうすればよいか」など、分かりやすく解説してもらいました。
質疑応答の時間には「安心したい」「子どもの辛さを軽減したい」「主治医には聞きにくい」という思いから、たくさんの質問が出ました。肌トラブルやアレルギー治療法の悩み、処方されている薬の使用方法、離乳食・幼児食で初めての食材を与える時期についてなど、一つひとつの相談ごとに医師は丁寧に答えていました。
講師から
松山赤十字病院
成育医療センター長
第一小児科部長
感染管理室長
近藤 陽一先生
松山市の担当者と相談しながらテーマを決め、講話を行っています。アレルギーは身近なもので、関心を持っている方も多いようです。たくさんのご相談をいただきましたが、このような場では他の参加者もいらっしゃることから、聞きやすく話しやすい雰囲気なのかもしれません。私も分かっていただいているかなと、保護者の皆さんの顔を見ながら話すように心がけています。お話したことを子育てに役立ててもらえるとうれしく思います。
主催者から
松山市保健福祉部 子ども・子育て担当部
子ども総合相談センター事務所(萱町事務所)
保育士
三好 大介さん
育児健康塾は、平成15年6月から始まりました。託児もあり、お子さんを預けてゆっくりと話が聞けることから人気の講座です。今年度からオンラインでの参加も受け付けており、参加者の皆さんのご希望に沿えるような形で開催しています。リピーターも多く、毎回、参加してよかったという声が寄せられています。毎月のテーマには保護者の皆さんが聞いてみたいことをはじめ、防災や食育など松山市として伝えたいことも盛り込んでいます。オブザーバーとして松山市職員が同席し、市の取り組みをお話することもあります。開催日の約1ヵ月前から申し込みを受け付けています。ぜひ、お気軽にご参加ください。