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カンガエルーレポート
こども館クラブ バルーンアート教室
2022年12月24日土曜日、松山市総合コミュニティセンターこども館で「こども館クラブ~親子で参加する物作り教室~」が開催されました。バルーンアート、手すき和紙、砥部焼絵付けの3つの教室がそれぞれ午前と午後の部、行われました。
今回はバルーンアート教室の午前の部に参加しました。参加した親子は協力しながら、素敵な作品を仕上げていました。
親子でバルーンアートに挑戦!
今回は細長い風船を用いてバルーンアートに挑戦しました。下準備として風船を割れにくく、やわらかくするために引っ張って伸ばします。次に、空気の入れ方を教えてもらいました。風船が飛ばないようにポンプを差し込んだ部分を押さえながら空気を入れ、結ぶ前に少し空気を抜くのがポイントです。また、バルーンアートは結び目からねじっていくので、空気の逃げ道を作っておくために、風船の先まで空気を入れないこともポイントだそうです。
初級編として、まずは「犬」を作りました。頭、胴体、足、しっぽなど全部、同じ間隔で同じ方向にねじっていきます。手を離すと元に戻ってしまうので、手を離さずに作業を進めていくことが大切です。最初、参加者たちは風船が割れないように、おそるおそるねじっていましたが、徐々に慣れてきたようでかわいい犬のバルーンアートを作り上げました。
次に挑戦したのは、クリスマスにピッタリの「リース」です。好きな色の風船を4つ選び、それぞれに空気を入れます。その中から1本選び、まずはリボンの形を作ります。その後、残りの3本の風船を三つ編みにしていきます。三つ編みしたバルーンの端と端を結び合わせ、リボンを取り付けたら完成です。
その他に「剣」も作り、参加者たちは3種類のバルーンアートを仕上げて満足した様子でした。
手作り教室で普段できない体験を
他にも同時進行で、2つの教室が開催されていました。
手すき和紙教室では、すき枠を原料の中に沈めて紙をすいていました。水を切り、乾燥させた手すき和紙に、絵を描いたら完成です。うさぎやカメなどの形をしたものもあり、かわいい作品に仕上がっていました。
砥部焼絵付け教室では、好きな素焼きの器を選び、鉛筆で下書きをしたあと、筆で絵付けをしていました。茶碗や皿、マグカップなど、さまざまな器に思い思いに描いてオリジナルの作品を作っていました。
参加者インタビュー
小学3年生の女の子とお母さん
(3年生の女の子)初めてバルーンアートをしました。リース作りの三つ編みが楽しかったので、また家でもやってみたいです。
(お母さん)バルーンアートの作品をいただいたことがあって、自分でもできたらいいなと思って参加しました。家でも挑戦したいようなので、早速、風船を買って帰りたいと思います。
小学3年生の男の子とお母さん
(3年生の男の子)バルーンアートが好きで、これまでYouTubeを見て自分で作っていました。今日は、リース作りが楽しかったです。これからいろいろなものを作りたいです。
(お母さん)もともとバルーンアートに興味を持っていたのでイベントでみんなと作りたいなと思って参加しました。このような体験が自信にもつながると思うので参加してよかったです。
講師から
Spread One
KERZU(かず)さん
ご依頼に応じて、バルーンアート教室などの講座を開いています。今日も子どもたちの作品が仕上がっていくのを見てうれしく思いました。
何かきっかけがなければ、自分でバルーンアートをやってみようと思わないかもしれませんが、実際に挑戦してみると、意外と簡単です。風船をねじる向きなど割れにくくするポイントがいくつかあります。コツをつかんで、いくつも作っていくうちに上手にできるようになります。バルーンアートは子どもから大人まで楽しんでもらえるものですし、プレゼントとしても喜ばれます。ぜひ、ご家族で挑戦してみてください。
主催者から
(公財)松山市文化・スポーツ振興財団
松山市総合コミュニティセンター こども館
主査 小川 武敏さん
こども館クラブは、年に1回開催しています。昨年はハロウィンの日に、チアダンスなど体を動かして楽しめるイベントを行いましたが、今年は年少以上のお子さんを対象に、親子で参加できる物作り教室をテーマとして企画しました。
人数制限などもあり、少人数での開催となりましたので、参加者の皆さんはゆったりとした雰囲気の中、それぞれに楽しまれていたようです。来年度もまた皆さんに喜んでもらえるようなイベントを企画していきたいと思います。