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カンガエルーレポート

赤ちゃんとふれ愛タイム『ベビーマッサージ&産後ストレッチ』

2023年7月7日金曜日、愛媛県総合運動公園体育館で「赤ちゃんとふれ愛タイム『ベビーマッサージ&産後ストレッチ』」が行われました。生後2カ月から1歳頃までお子さんと産後のお母さん、お父さんを対象にしたイベントで、当日は6組の親子が参加しました。参加したお母さんたちは赤ちゃんと一緒にタッチケアや産後ストレッチ、レクリエーションなどを楽しみました。

レクリエーションで交流を

まずは、レクリエーションで参加者たちの緊張をほぐします。絵本の読み聞かせに合わせて準備体操をしたあと、にぎにぎレースとハイハイレースが行われました。
にぎにぎレースは、まだハイハイができない赤ちゃん向けのレースで、ぶら下がっている景品を赤ちゃんが手でつかめばゴールとなります。赤ちゃんの近くまで景品を持ってきて興味を引こうとするなど、月齢に合わせた方法で楽しみました。

一方、ハイハイレースは、ゴール地点までハイハイで進む子とスタート地点からまったく動かない子の対照的なレースとなりましたが、みんなそれぞれ景品とメダルをもらうことができました。

赤ちゃんとお母さんの癒しの時間

次は、タッチケアの時間です。赤ちゃんに「マッサージを始めるよ」と声掛けをしてから行います。胸、お腹、手、足など、どの部位をマッサージする時もいつも赤ちゃんに語りかけながら行うのがポイントです。例えば、胸のマッサージでは講師が「大きなハートをプレゼントするような気持ちで、ハートの形を描くようにマッサージしましょう」とアドバイスしていました。
赤ちゃんにもお母さんにも癒しの時間となったようで、タッチケアが終わると気持ちよさそうに寝始めた赤ちゃんもいました。

続いて、お母さん向けのストレッチを行いました。お子さんはスタッフが見てくれるので安心して取り組めます。
この日は、少し空気を抜いた状態のミニバランスボールを使用しました。ボールをお尻の下に敷いて左右に揺れたり、円を描くようにまわすなどして骨盤を整えていきました。背中や肩まわりのストレッチでは、講師が「肩甲骨をしっかり開くことを意識すると母乳が出やすくなります」などアドバイスを交えながら進めていました。

また、産後の身体に効果的な筋力トレーニングも教わりました。お母さんたちは、がんばりつつも無理のない範囲で取り組んでいました。

七夕ならではの思い出づくり

最後に七夕製作が行われました。輪つなぎや三角つなぎなどを作り、本物の笹の葉に飾りつけて持ち帰ります。お母さんたちは短冊に「元気に大きくなりますように」などお子さんへの願い事を書いて結んでいました。

その他、にぎにぎ・ハイハイレースでもらったメダルに足形や手形を押したり、天の川をイメージした撮影コーナーで写真を撮ったりと、思い出に残る一日となりました。

参加者インタビュー

  • 近くに引っ越してきた時にいただいたパンフレットを見て、参加しようと思いました。初めてのオイルを使用してのマッサージ、気持ちよかったのか、すぐにスヤスヤ寝ました。また参加したいです。(5カ月のお子さんのお母さん)
  • 3カ月の時から参加しています。ベビーマッサージだけでなく、産後ストレッチもしていただいて親子共々、とても楽しんでいます。ハイハイレース、七夕飾りなど今回も楽しい思い出となりました。(11カ月のお子さんのお母さん)
  • ベビーマッサージは、家でできそうなことを教えてもらったので続けてやってみようと思います。ストレッチをしている間、子どもを預けることができ、安心してできたので気持ちよかったです。初めて参加しましたが、また来たいと思います。
  • 生後4カ月の時から参加しています。毎回楽しい時間を親子共々過ごすことができ、非常にありがたいです。ストレッチも産後ケアだけでなく、よい気分転換になりますし、先生もスタッフさんも皆さんやさしくて、癒しの時間です。
  • 「今しかない、子どもとの時間を大切に」をモットーにしています。そのため、スキンシップができるマッサージを教えてもらえる機会があったので参加させていただきました。会場や人の雰囲気などとてもよく、楽しく参加することができました。ありがとうございました。
  • 楽しかったです。子どもが泣いたのでご迷惑をお掛けしました。また参加したいです。

講師から

岸本 由美子さん

タッチケアハウスはぐみぃ
(日本タッチケア協会認定指導者 保育士)
岸本 由美子さん

「日本タッチケア協会」は、よりよい親子関係の確立と子どもの健全な育成、育児支援を目的として設立されたもので、医師や看護師、保育士など医療や保育関連の仕事をしている方が中心となり、活動しています。「タッチケアハウスはぐみぃ」は、保育士の私と元看護師の小林の2人組で2015年から活動を始め、児童館でのレッスンやイベントなどを開催しています。
タッチケアは、赤ちゃんと親の心と体がふれあうことで、親子のきずなを深めることを大切にしています。赤ちゃんと親が見つめ合い、語りかけながら赤ちゃんの素肌にしっかりふれたり、なでたり、少し圧をかけながらマッサージをしていきます。そうすると、赤ちゃんも親も満たされます。マッサージ後は寝てしまう赤ちゃんもいますので、その間にお母さんたちはストレッチで癒されてほしいと思っています。
産後、なかなか外出しづらいと思いますが、一歩踏み出してぜひ赤ちゃんと一緒に出かけてください。お母さん同士のコミュニケーションも深めて、人とのつながりを広げてもらえればと思います。

主催者から

川中 伸子さん、宮岡 彩乃さん

公益財団法人 愛媛県スポーツ振興事業団
愛媛県総合運動公園 振興課
川中 伸子さん(写真右)

愛媛県武道館 企画管理課
宮岡 彩乃さん(写真左)

<川中さんより>
参加する赤ちゃんが、「ころころ」から「ハイハイ」へ、そして「立っち・あんよ」へと成長されている姿を拝見し、いつも感動をいただいています。赤ちゃんとお母さんがリラックスできる安心な時間になりますよう、サポートさせていただきます。ごきょうだいの参加も可能ですので、ぜひ、一緒にお越しください。

<宮岡さんより>
タッチケアと産後ストレッチを軸に、毎回、イベント内容を変えて開催しています。私自身が産後に「タッチケアハウスはぐみぃ」のイベントに参加したことがきっかけで、赤ちゃんのマッサージとお母さんの産後ストレッチの両方を体験できるイベントを立ち上げました。私は指導員として、産後ストレッチを担当しています。
産後は、お母さんの身体にとって大事な時期です。なかなか自分の時間を持ちにくいものですが、お母さんがストレッチをしている間は、保育士さんたちがお子さんを見ているので、安心して取り組んでいただけます。また、家でも簡単にできる運動もお伝えしていますので、1回でもお越しいただいて、少しでも産後の身体が楽になるお手伝いができればと思っています。
なお、新しい場所でのママ友づくりに不安を感じているお母さんも多いかと思います。毎回、最初にレクリエーションを行い、自然と仲良くなれるような内容を企画していますので、お気軽にご参加ください。
その他、愛媛県総合運動公園では、赤ちゃんからご年配の方まで幅広い年齢層に向けた教室やイベントがたくさんあります。生涯を通して、スポーツに親しんでもらいたいと思います。

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