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カンガエルーレポート
はじめてのパパとママのための教室
沐浴(もくよく)は赤ちゃんとのコミュニケーション
2015年1月28日水曜日、松山市保健所で「はじめてのパパ・ママのための教室」が行われました。「赤ちゃんのお風呂の入れ方」実習では、グループに分かれて保健師から沐浴の仕方の説明を受けた後、交代でお父さんがお風呂に入れました。人形の赤ちゃんですが、服を脱がすときも小さな腕を持ってそっと袖を抜き、お湯が顔にかからないようゆっくりと慎重に体を洗っていました。沐浴をしたお父さんからは「思ったより赤ちゃんが重く、腕が疲れる」との感想が聞かれました。保健師からも「沐浴は重労働なので、ぜひお父さんが手伝って赤ちゃんとコミュニケーションをとってください」とアドバイスがありました。
妊婦体験では、お父さんが妊婦体験ジャケットを着て妊婦中の女性の動作を体験します。ジャケットを着ただけで「重い」「足元が見えない」と、さっそく感想があり、さらに座ったり立ったり、寝たり起きたりすると「いつもこんなに大変なんだね」「このおなかの中に命があると思うと慎重になるね」とお母さんに声をかけていました。
親が親になるとき
講演「親が親になる時」では、「初めての子育てでは、誰でも経験がないのが当たりまえで小さなことで悩むもの。お母さんは初めてのことだらけで不安でいっぱいになります。お父さんが思いやりをもって協力することで、お母さんは安心して子どもに接することができるようになります」と夫婦で協力しながら育児をすることの大切さを教えてくださいました。
また、実際のエピソードを交えながら、子どもの成長過程を知っていると、子どもに無理な期待をかけず、成長を喜びに感じることができることや、親も子どもと一緒に成長することなどをわかりやすく教えてくださいました。
参加者の声
お母さんの感想
- 頑張って入れているのを見てうれしかった。
- 思っていたよりも赤ちゃんが柔らかく大変なことだと分かった。
- とても上手にできていたので心強い。私も赤ちゃんが気持ちよく入浴できるように頑張りたい。
- 手元が危なっかしくてドキドキしたけれど父になるんだなあと思った。
- 質問したり一人でも入れてあげられるよう真剣に行っていたりしたので安心した。頼もしいと思った。
- 講演は何度も聞きたい内容でした。子育てのヒントや命の重みについて感じるとともに自分たちもそう育ててもらったのだと気が付いた。
- 子育ての秘訣のようなものが聞けて少し気持ちが楽になった。
- 悩んだ時は一人で抱え込まずに夫や周りの人に相談しようと思った。
お父さんの感想
- 一度体験したことで本番でもうまくできる気がしている。
- 想像以上に赤ちゃんが重たく力加減が難しかった。
- 命の重みを体感することができた。実際はうまくいかないと思うが頑張ろうと思う。
- 難しかったけど赤ちゃんが生まれたらうまく入れられるように努力する。
- 楽しかった。早くお風呂にいれたくなった。
- 子どものこと妻のことを考えるときのコツを聞けたし、教室を通して妻の大切さを感じることができた。
- 子どもと親が思っていることが違うとき、子どもを尊重するのが大切というのが学べた。
- 親になる心構えができ貴重な話を聞くことができた。
- こどもと数多く接して歩んでいこうと思った。
- 子どもが生まれるのがより楽しみになった。何気ないことにも子どもからのメッセージがあると知った。
はじめてのパパ・ママのための教室について
松山市では、初妊婦(受講時に妊娠6~9か月)と夫を対象に「パパ・ママのための教室」を行っています。参加ご希望の方は、お電話でお申込みいただけます。日程、申込方法などの詳細は松山市のホームページをご覧ください。
また、子どもに万が一のことがあったときのための乳幼児を持つ親のための救命講習も行っていますのでご参加ください。